公認(臨床)心理士によるカウンセリングは、医師が診察の中で必要と考えた方たちに無料で提供しております。
(1)精神分析的精神療法、支持的精神療法
「人とうまく付き合えない」「父親や母親との葛藤が絶えない」
「話を聞いてくれる人がいない」など、人生が生きにくいと感じている方たちにお勧めです。
精神分析的心理療法とは、フロイトによって創始された「精神分析」の考え方にもとづく治療です。他のカウンセリング方法と精神分析の大きな違いは、精神分析ではこころの無意識を扱うということです。また、精神分析的とされるのは、精神分析療法は頻回なカウンセリングを行うのに対して、日本の実情に合わせ週一回程度としているからです。
一方、精神分析とは対照的に意識できる問題や葛藤を扱う支持的精神療法という治療法もあり、背後にある無意識の葛藤、パーソナリティの歪みは扱うことは致しません。当院のかたの多くは、こちらの支持的精神療法を受けています。
いずれも、一回あたり45分以内、月2〜4回、曜日と時間を決めて公認心理士(臨床心理士)が定期的に行います。また言葉でのやりとりだけでなく、コラージュ(写真の切り貼り)を行うこともあります。
(2)認知行動療法
認知療法とは、簡単に言えば、考え方や捉え方のクセを修正する技法であり、うつ病、うつ状態、不安障害やパニック障害などが適応症となります。
COCORO CLINICでは、厚生労働省の治療マニュアルに準じて経験豊かな医師が行っています。
(3)遊戯療法
お子さんの場合、自分の気持ちを言葉で表現したり、相手の気持ちを推し測ることが苦手であるため、「言葉」のやり取りの代わりに「遊び」を通して治療を行います。カウンセラー(公認心理士)はお子さんと遊ぶ楽しさを共有し、やがてお子さんの抱える怒り、悲しさ、寂しさなどの感情を受け止めるようになります。
そうした体験を続けるうちに、お子さんはあるがままの自分を受け容れてもらえている実感を得て、徐々に周りの人たちと安定した生活を送れるようになっていきます。
また、カウンセラーはご家族の相談にも対応致しております。
お子さんの将来に不安を感じていたり、対応にお困りの方は担当カウンセラーが親身になって相談に応じます。
お気軽にご相談ください。